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The unknown disaster of a collapsing cross
メイプルストーリー、楓サーバーのパラディンのプレイ記、ではない。アラド戦記関連(分館)もあるよ。
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あの日より凱旋せよ
約束を果たそうじゃないか・・・いや、というか俺自身の自己満足というか、中途半端に終わらすなんて論外に格好悪いからやっているという感じだけども。ちなみにだけど、小説を書く俺だけども9割が妄想だけで潰えて、実際に書いた僅かな文章で終わらしたのはなかったりするんだ・・・凄く昔の話なので言うのもアレだけども。しかし、大風呂敷は広げてはいけない。時間が経つと畳むことを忘れてくるからね。というわけで、今回は2回で終わる話にしたのだから・・・終わらせないわけにはいかない(

というわけで、小説。ただ、コレに際して驚くべき出来事が一つ。

前回・投稿日時『2009/05/10(日) 18:41:57』

何か、ごめん。執筆→投稿に誤差はあったみたいだけど、しかしごめん・・・

よって、内容を覚えている人間は間違いなく一人も居ないと思うので、読まないか過去記事更新すらできていないを読むことをお勧めするよ。弱腰なのが哀しい俺の台詞だよね・・・(

というわけで、今回も続きに書くよ(

※長ったらしい文章が嫌いな人間は読まないで下さい
※文章のレベルに期待はしないで下さい
※ストーリーは所詮即興なので、やはり期待しないで下さい
※登場する人物、人格、場所、その他諸々全てはフィクションであり想像の産物です
※喫煙者の方は、今すぐ喫煙を止めるんだ!
※正直、PCブラウザで小説を読むのはお薦めしません
※でも印刷しろとは言えないので、どうしようもありません
※ところでこれは続編です、前回書いた前編は読みましたか?
※読んでませんね?更新すらできていないを読んで下さい
※読みましたか?
※読んでませんね、早く読んで下さい
※読みましたか?
※もう読んでなくてもどうでもいいよ、読んで無い人は読まないであろうし
※読むときは気を確かに持って読みましょう


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・



 ・・・・・・俺の話に黙って耳を傾けていた彼は、話を聞き終えた瞬間に先程までと変わらぬ笑顔とともに口を開いた。
「うん、」
 何処か楽しそうに、
「それで?」
 実にあっさりと、話に対する返答をした。
「・・・・・え?」
 この返答に俺は唖然とするしかなかった。
 今の説明で全てなのだが・・・・・・これ以上こいつは何を望んでいるというんだ。
 そう眉を顰めているとその怪訝そうな表情を見て、彼は言葉を付け加える。
「ああいや、それで、俺に何をしてほしいかって言うことだよ」
 笑顔。
 その言葉に俺は合点がいった。そういうことか。
 しかし・・・・・
 それを俺が言えということなのか。あくまでも俺は超常現象だの幽霊だの魂だの神様だの、そういったものは信じない人間であって、彼女に連れてこられただけなんだが・・・・・・できることなら口にしたくない、というか関わりたくはないことなんだが・・・・・・
 だが、ここまで来てしまった以上、口にしないわけにはいかなかった。
「・・・・・・えーと・・・・・・何というか、こうも立て続けに自殺が続いたから、何ていうんだ?怨霊、みたいのがいるんじゃないかって・・・・・・その、彼女が言ってだな、」
 そう喋って、それとなく隣に座る俺の彼女を示す。
「それで・・・・・・そういうのがあるんだったら、調べて欲しいって思って・・・・・・」
 我ながら歯切れが恐ろしく悪い喋り方であった。
 勘弁して欲しい。俺はこの手のものが苦手なのだった。ホラー映画を見るのが怖いとかそういうのではない。だが、この科学が発達した時代に育ち浸かり生きる俺としては、非科学的なものは好めないとかそういう次元を通り越し、"肌に合わない"ような感覚すら催すものとなっていた。だから、彼女が持つ怪談や超常現象の趣味を知ったときは肌が粟立ったものだ。今となっては当然手遅れであるが、別れをいつ切り出そうかと考えているくらいだ。 ・・・・・・彼女の趣味を知ってから3ヶ月経過した今でもこうして彼女の隣に座っている辺り、俺の意志薄弱さが恨まれるところだ。
などと俺が心中で苦虫を噛み潰していると、目の前の彼はそんな俺の思いは露知らず、はっきりと応えた。
「分かった。そうだねぇ・・・・・・それじゃあ早速現場検証といこうか」

 † †

 現場検証。
 物々しい言葉だ。
 その言葉から真っ先に連想されるのは警察だ。だがまぁ、霊能者を標榜する人物がその言葉を使うのも、至って真っ当だろう。
 ・・・・・・しかし。
正直、俺としてはどうでもいいことなのだった。
 そもそも霊だの祟りだの、そんなものは信じていない。まぁ確かに、今回の件はそういうものを連想させるに充分足るものだろう。とはいえ、俺は言うまでもなく信じる気はない。まず確証も証拠もないのだし、そもそもこういうものは恣意的な解釈の上に成り立っているからだ。勿論のこと、科学とかだって恣意的な解釈の上に検証を積み上げて理論へと至ったものだって沢山あるだろうが。しかし、だ。
 兎に角、端的に、身も蓋もないことを言ってしまえば・・・・・・何となく、存在を欠片でも認めてしまうことを忌避しているのだった。形容の出来ない嫌悪感。いや、嫌悪感にも満たないものだろう。言うなれば、それは本能的な拒絶――
「ふうん」
 と、そこで俺の意識は一つの声によって現実に引き戻される。
「普通だねぇ」
「・・・・・・・・・・・」
 それは、俺が管理人を務め、そして今もまた務めているアパートだった。至って、普通。見慣れた光景だ。おかしなところは何も無い、何の変哲も無いありふれたアパート・・・・・・ああ、だが、確かにここで1人が死んだのだ。俺のこの眼は、生気の無い彼女の顔を嫌と言うほど記憶している。忘れたいくらいなのに。自分の周囲で人がこんな死に方をするなんて、思いも寄らなかった。死んだ女子大生はと言えば取り立てて深い付き合いがあったわけではない。管理人と、住人。それだけの浅薄な付き合いだったが、それにしたって知っている人物の死体を見るのは好ましいものではない。それも葬儀場で棺に入った姿でなら兎も角も、死んでから割と時間の経っていない、生々しい死体なのだ。
 全く、生々しい死体とは――皮肉にも程がある。だが、あれはそう形容せざるを得ない代物だった。”死"が触れて、去っていった、その死体。死臭がありありと絡み付いていた。生者が死者に成り下がる蠢きを感じた。例えそれらが俺の過剰な空想だとしても、確かにそれらを感じたのだ。
 ああ、
 全く、なんてことになったもんだ。
 とはいえ、そんな感傷とも言える思考にいつまでも浸かっているわけにもいかない。気は進まないし、いや、というかハッキリ言って嫌だが・・・・・・目の前の霊能力者の青年、霊能力者という表現が合っているのかは知らないが兎に角その彼が居るため、案内をしなければいけない。
「それで、部屋は何処かな?」
 とか何とか考えていると早速相手が催促をしてきた。
 追い払って帰りたい気分なのを一般常識という刃を以って殺し、先導する。
 余談だが、彼女は居ない。バイトがあるのであった。バイト先に向かう間際、とても名残惜しそうにしていたのが印象に残っている。俺にとってはただの黒いファッションに身を固めた変人の青年にしか見えない目の前の彼は、どうやら一部では結構な人気を誇っているらしい。その割には、この青年は自由奔放というのか、そんなものを全く感じさせない態度だが・・・・・・やはりというのか、この案件に関しても『料金』というのは多少だが発生するようだったが、もし彼が暇潰しでやっていると言われても信じてしまいそうな風だった。
 階段を上る。
 ――201号室。
 人間が、一人死んだ部屋。
 嫌な光景と感情を回想しそうになるのを押し込めて、鍵で鍵穴を回す。あっさりすぎるくらい簡単に錠は解けた。扉を、開ける。
「・・・・・・・・・・・・」
 部屋は、実にこざっぱりしている。当然だ、今は誰も入居していないのだから。カーテンもなかったが、時間は夕方だが、それも然程時間を置かずして終わりを迎えるだろう。だが、弱る夕焼けの光はそれでも部屋の中を照らしていた。細かい文字を読んだりするには辛いが、普通の生活を営むだけならそう問題は無い程度だろうか。
 そんな光景を見て、
「ふうん」
 見回しながら彼は部屋に這入り、一言呟いた。それに続いて何か霊だの何だの、それっぽいことを言うのかと思ったが、彼は何も言わない。てっきり常人には到底理解しがたい難解な専門知識を交えてだらだらと講釈を垂れ流す人間というのが俺の中の霊能者のイメージだったので、些か拍子抜けだった。まぁ、この青年ならば逆にそれが正しい姿であるような感じもしたが。
 玄関口で俺は突っ立っていたが、青年は一向に動く気配が無い。これには拍子抜けというよりも、最早違和感を覚える程の感覚を覚えた。何もしない、では幾ら何でも変という感じがする。何やら調べるような仕草なり何なりするのかと思ったが、暫く時間が経過しても彼は動かない。
 これには俺は若干焦りを覚えた。正直、微塵たりとも超常現象だの魂とかいった類は信じては居ない。だがそれはそれ、今回の今の状況は言わば彼女が強く推してきたものなのだ。この青年はハッキリ言ってどうでもいいが、あそこまで楽しそうにしていた彼女の意思を無碍にするのは気が進まなかった。だから、取り敢えず適当にこいつの言うことを聞いて、適当に返事をして彼女にも適当に話せばいいと思っていた。だが、こう俺がテレビなどで知る霊能者のイメージと違うことをされると困る。俺が不信感を抱いてしまうのだ。そりゃあ、元から信じているわけではない。だが、その不信感が余りに強ければ、彼女を不満にさせるような結果を生み出すかもしれない。
 ・・・・・・馬鹿みたいだ。
 一方では彼女のこの趣味を疎ましく思う。だが、もう一方で波風立てたくないと思う気持ちもまた本当だ。ああ、全く持って優柔不断もここに極まれりだ・・・・・・
 だが、そんなことは今考えるべきことではない。
 取り敢えず、無事にこのことが終わればいいのだ。どうせこんなことには何の意味も無いし、自殺騒ぎだって要は突き詰めれば人間一人死んだだけなのだ。そりゃあ簡単に切り捨てて日常を再開できる程穏やかな出来事ではなかったし、それに俺はそんなにアッサリと割り切れる人間じゃない。だが、だからといってこんな形で無駄に深入りするような必要性も、また皆無なのだ。そんなことをする必要は無い。日常を日常らしく日常として生きるなら、こんなことを解決に導く必要性なんてない。ただ、離れればいいだけだ。
 それに、ただ掘り返すようなことをするだけなら兎も角も、進む方向性が気に喰わない。気に喰わないし、決して碌ではない方向だろう。
 ・・・・・・いや、それは今はいいだろう。もう始まってしまったのだから、何事もなく終わらせるしか最善の方策は無い。
 俺が強い不信を持ってしまわないよう、かつ、俺の不信が現出する方向へと。
「・・・・・・おい」
 俺は、声を出した。そして、部屋の中心辺りに居る彼の方に歩を進める。玄関から廊下に進む、右手に設置された台所を睥睨しつつ、扉の境目を跨いで、
 ――境界を、跨いだのだ。
「――ああ、」
 彼が、こちらを向いて声を発した。

 ` `
「残念」


「――っ!」
 怖気。
 背筋を冷たいものが瞬時にして走り抜ける。
 何か酷く嫌な予感を感じて、俺の足は急停止する――何だ?何が起こった?
 急激に訪れたあやふやな不安に混乱する頭を他所にして、違和感――いや、異和感の元はすぐに知れる。
 ` ` ` ` `
 部屋が、暗い。
 それは言ってみれば当然のことだった――この部屋の電気は点灯していない。先程まで部屋の中を照らしていたものはと言えば、それは終焉に近付く夕焼けの光だ。だが、それが注ぎ込むのはこの部屋唯一の窓であって、
             ` `
 その光を遮るように何かが居れば、それは自明のことじゃないか。

 そうして――

 確かに、
 ` `
 それは居たのだ。

 超然として、光を遮っていた。
                                           ` ` `
 異常なまでに黒い、古代の異国めいた漆黒の外套。それは、生き物のようにうねる。ただの外套にしては余りにも異質な質量を持つ『それ』は、窓から入る光を悉く遮っているのだった。手も足もローブで隠されて見えなかったが、頭は見えた。何処までも長い艶のある暗黒色の髪。禍々しい黒瞳。だが、その中心にあるのは、死人のように生気の無い青白い男の顔だ。それは、まるで人間のような形をしていたが――似て非なるものであった。

 何もかもを飲み込むように――笑――う――。 

「・・・・・・ぐっ・・・・・・!」
 冷や汗が泉のように湧き出て、強烈な吐き気が込み上げる。だが、それを無理やりに押し込める。そんなものに構っている場合ではないのだ。『死』だ。『死』が、今まさにそこにいる。深淵となって、そこにある。
 猛獣が目の前に居る、なんてものではない――最早、俺は口腔の中にあり、牙は首筋に喰い込んでいるのだ。
 死神。死を与える神。生を奪う神。生殺与奪なんて二択ではないのだ。殺与生奪、たった一つの単純な手順。
「う――」
 逃げなければ。
 逃げなければ、逃げなければ、逃げなければ、逃げなければ、逃げなければ、逃げなければ、逃げなければ、逃げなければ、逃げなければ――逃げなければ。
 逃げなければ!
 冗談ではない――冗談ではない!
 こんなことがあって堪るか!
 こんなものとまともに対峙して、生き残る術などありはしない。
 絶対的な死――
 絶対死。
 死ぬしか、道は無い。
    デス・アンド・キル
「――『  絶 対 死  』」
 と、不意に死神の横で佇んでいたあの『彼』が口を開く。
 絶対死。
 それは、俺が心の中で浮かべていた文字と同じ言葉だ。
      オーバーフロー
「そして、『 排撃中枢 』、」 
 彼は言葉を続ける。
 臓腑を抉るかのように、若しくは、無関心に人込みを眺めるように。
        ディザスター・オブ・ア・クロス
「最後に――『    異 端 審 問    』」
 そうやって彼は――柔らかく、微笑む。
 人間のように。
 或いは、殺人鬼のように。
「俺が冠する二つ名だよ――それと、紹介しておこうか」
 横で佇む暗黒色を示す。

 ` `
「死神」

 ぎしり――
 空気が軋む。
 そこで『死神』が初めて動きを見せたのだ。
 そう――こちらを見ている。あの禍々しい黒瞳がこちらを見据えている。深淵の眼球がこちらを射抜いている。
 ・・・・・・眼が、離せなかった。
 それは死だと言うのに。それは、窮極の危険、窮極の危難、窮極の災厄にも等しいものだというのに。まさか俺が魅せられた、というわけではあるまい――ただただ俺は逃れたいだけだ。逃れたいだけなのだ。逃れたい、だけだ。
 矛盾した話だった。矛盾していて、最悪な話だった。死にたくないというのに、死から逃れたいというのに、死のことなど考えたくも無いというのに、それから眼が離せないのだ。いや、離れないのだ――
「・・・・・・ふん」
 そこで、ようやく死神がその唇を動かす。
 口腔は、やはり計り知れぬ奈落。
「この部屋で一人、人間が死んだという話だな――」
 地獄のような悪夢めいた声だった。
 だが――やはり、鼓膜はその声を律儀に自らに響かせ、脳はそれを受け取る。その耳は、言うことを、聞かない。
 嗚呼、早く、早く逃げなければ――
 俺は足を動かして後退し、扉の敷居を越えて部屋から廊下に出ようとする――だが、動かない。体が、言うことを聞かない。この部屋を支配する死の香りに絡め取られているかのように、蝕まれているかのように。
 動け――!動け!
 それでも、応えない。命令を受信しない。声に応えない。苛まれたかのように。
                        ` ` `  ` ` ` `
 どう力を込めても虚しく動かない――境界を、跨げない。
 そんな儚い健気な、それでいて必死で精一杯な努力を敢行する内にも、死神は喋り続ける。
 喋り続けて、しまう。
          ` ` ` ` `  ` `
「僕には彼女がどうやって、何故死んだかなどという瑣末なことは分からないが――」
 何せ死神なものでね――と語る。


                         ` ` ` ` ` ` ` ` `
「・・・・・・ふん。どうやらお前には残滓が纏わり憑いているな」



 そう、言ったのだ。
 ・・・・・・俺に向かって――
「あ、あ――ああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっ!!」
 絶叫――
 ここに来て、最早瀬戸際で保っていた理性は決壊する。
 自らの3つの二つ名を紹介した彼は、それを見てただ佇んでいるだけだ。
 そして誰も彼もを他所にして、死神はただ語り続ける。
「さて、果たしてお前が彼女を殺したのか――さぁ、」
 蠢く闇の瞳で抉るように見据え――


「嘘でもいいから、本当のことを言ってくれ」



「あ――」
 もう――思考することなんて、できなかった。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!あああああああああああああああああ!」
 脱兎の如く、逃げ出す。
 あれだけ死力を尽くしても跨げなかったあの境界を一跳びで跳び越えて――駆け出す。
 駆ける。駆ける。駆ける駆ける駆ける駆ける駆ける駆ける駆ける駆ける駆ける駆ける――

 ・・・・・・そして、どれだけ時間が経ったのか分からない。
 どれだけ走ったのかも分からない。
 どれだけ叫んだのかも分からない。
 全身は疲労を訴え、喉は痛む――だが、幾らか俺は冷静になっていた。
「ここは――」
 気付けばそこは俺の見知った場所、俺の自宅だった。あのアパートから多少は距離があったはずなのだが・・・・・・とはいえ、経緯が記憶に無い以上、それは考えても詮無い話だった。
 取り敢えず、あの死神を目の前に相対するような事態は一旦終わったようだ。
 だが――こんな程度で逃げられたなど、浅はかもいいところだ。
 何処まで逃げてもあの死神から逃れることは出来ない。この地平に居る限り、あの死神の影に蝕まれずには居られない――
「っ・・・・・・!」
 吐き気が再び込み上げる。そしてそれを同じように押し込めて――辺りを見回す。
 答えは出ていた。
 あの『死』から逃れるには最早唯一つしか方策は無いのだ。
 答えは、もうとっくに出ていたのだ。
 その最善の方法へと俺は手を伸ばし――

「・・・・・・いやぁ、相変わらず人情味の感じられない喋り方だねぇ?あの人、随分怯えてるみたいだったけど」
「ふん――そうかね?お前にそう言われるようでは、僕も随分堕ちたものだ――とはいえ、そんなことはどうでもいい話だが」
 何せ死神なものでね――と呟く。
「まぁ、何にしても・・・・・・真相の解明が出来なかったことは俺にとって困った問題だねぇ。分からなければ、依頼を解決したことにはならないんだよ」
「――ふん」
 死神は、表情を動かさずに禍々しい黒瞳で『何か』を見据える。
「それは今、最早どうでもいいこととなった――人間が、一人死んだ。」

 ある部屋。
 男がネクタイを電灯に引っ掛けて首を吊っていた。
 僅かにその躯が揺れているところから、ついさっき首を吊ったのだと知れる。
 ――尤も、それを見ている者は『ここ』には居ないのだったが。

  ディザスター・オブ・ア・クロス
 『    異 端 審 問    』――――
       ディザスター・オブ・ア・クロス
 ――――『    殺 す 交 差    』。
 彼の前に生者は居ない。
 彼の前では、ただ亡者だけが立っている。
 あらゆる人間を混沌の坩堝に叩き込みながら――
 その者、今確かに大手を振ってまかり通る。
                                            終


       あとがきともいえないあとがき

 さて残念とかそういう感情が彼岸の彼方に吹き飛んでしまいそうなくらいのタイムラグを経て終了いたしました。おめでとう。ありがとう。ごめん。
 ちなみに、この話の構成は上下構成(但し、下の文章量明らかに多し)で題名は未定で不定。知らん。誰か決めて。考えようかと思ったけど、何か考えても考えてもイマイチだったので取りやめました。
 まぁ、やはりカタカナか英字が話の雰囲気にマッチするとは思うけども・・・・・・

 さて、まぁ一応小説ということで、普段の書き方とは微妙に一変させてみました。前編ではうっかりしていたのだけども文頭には空白を設け、何か他にも見て分かる色々して、傍点とルビでアレしたり。格好悪い。文章を書けるあらゆる場所で思うけども、ルビ機能が欲しい・・・・・・ちなみに、『・・・・・・』三点リーダではなくただの点の羅列だってことは何となく面倒だったということで、勘弁して欲しい。だって面倒だったんだ。

 余談ですが、書き始めは『09/09/13』 。ああ、うん・・・・・大変だね。時間がかかったというのもあるけど、流石にこんなの1週間足らずで余裕で書けるさ。書くための時間がなかっただけ。全然出来ないので、9月は強引に記事うpもしたわけでね。

 ところで内容ですが、凄く適当。前後編完結の話だからというのもあるけど、まぁ凄い適当。テーマが『死と狂気』みたいなところだろうか。狂気って文字作中に出した覚えがイマイチ無いんだけどさ。前編しか。
 しかも、話のクライマックス、つまり『死と狂気』がクライマックスのシーンで何か俺が書くの面倒になって、描写が随分いい加減です。まぁ、仕方ない。大変だね。あと、見直ししていないので細かな間違いとか文法異常は、見逃してね!
 しかし人物も超簡単。男性A男性B女性Aあと死神。どれがどれかはてきとうにどうぞ。ちなみに、別に俺が男性だから女性の登場比率が少ないってわけではない。と思う。話の都合。その内、歪んだ話でも書くさ。多分女性の登場比率を上げようとすると『これなんてえろげ?』って感じになるんだろう、って意味で。俺は知っている。まぁいい。時間がかかるから書くのは難しそうであるし、Digestionが登場しなければならなさそうな程度には書くべき事項が溜まっているのさ。と、さり気なく一応今後のここの展望。どうでもいいね。

 二つ名は、まぁ突っ込まなくてもいいよ。
 どう見ても維新さんの影響バリバリ受けてるね・・・・・・何という中二。

 ちなみに、『ディザスター・オブ・ア・クロス』は勿論周知の通りに俺の初代ブログ名。そして勿論のこと『異端審問』や『殺す交差』なんて意味づけではない。別に意味から考えたのではなく、ディザスターでクロスなアレがいいなー、みたいな感じからつけただけ。見ての通り、俺のブログ名はディザスターでクロスだから。それだけ。何となく使ってみただけ。正直、二つ名としては長すぎると思うしイマイチだと思う。『・』が無いと『ディザスターオブアクロス』だから。アクロス?

 さて、恐らく内容的に自家撞着最大発揮の、お眼汚しの駄文でしょうが、誰か人間一人に楽しんでもらえば幸いで御座います。

 正直俺が自己満足したからいい気がするってことさ!
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